Patti Smith Band Have The Power
コンサートレヴュー :PATTI SMITH AND HER BAND 2013年1月31日(木)福岡DRUM LOGOS
誰にもまねが出来ないパティ・スミスの世界だった。
時に優しく、時に激しく、自分の歌を歌う。
比較的新しい曲と「Dancing Barefoot」「Because The Night」など30年来のファンだったら、感涙にむせるような曲まで、あの飾り気のない、しかし聞くものをかき乱す声が、レニー・ケイが率いるバンドとひとつになり、われわれを揺さぶる。
客に語りかけたり、客も嬉しそうに答えたり、10年前の前回よりくつろいだライヴだった気がする。
じわじわとわれわれを引き込んで行き、最高の盛り上がりを見せた「G-L-O-R-I-A」で終わると、熱烈なアンコールに呼び戻された。そして、「People Have The Power ~ Rock’N Roll Niggar」で燃え尽きた。素晴らしい夜だった。
今回のトォアー(そうパティが発音した)は、ほぼ連日の10日間で8回のステージ。
「センダイ、トーキョー、それとどこだっけ、いろんなとこ、そうだ、カナザワ,,, きのうはヒロシマ。平和祈念館にも行った。アメリカ国民のひとりとして、お詫びをしたい。」みたいな事を言った。(聞き間違いじゃないと思うけど)
私は胸がいっぱいになった。途中では、レニー・ケイとバンドのナゲッツ(Nuggets)・タイムがあり、『Night Time」「Born To Lose」「Pushin’ Too Hard」などを。
とにかく、重ねた年輪が、より自由なロックを表現した。最後にパティはギターの弦をわざと切りながら、言い放った「Be Free !」と。

2013年2月1日、facebookにて掲載
