7月20日 JUKE RECORDS REVISITED オフ会 スタッフ紹介その一
ホームページ「JUKE RECORDS REVISITED」 スタッフを紹介します(その一)
中谷信行
なんだか嬉しいんです。
「盤質雑につきサービス価」でさえ松本さんの声が聞こえてきそうで。
それで、こうしてジュークカスタマー、松本ファン、音楽好きが観に来てくれて。
「あ〜、このジャケットあったあった!」
「久しぶり棚から出して聴いてみよかな」
「あの頃スルーしたけど今聴きいてみたい」
そんな気持ちにさせてくれる。
松本さんはいなくなっちゃったけど、こうして今も"松本音楽愛"がいろんな人のなかでちゃんと息づいてる。
ホームページ更新、楽じゃないけど、松本さんが愛情込めて残したワード、いろんな方々に観てもらって、感じてもらって、音楽に浸って・・・
そんなお手伝いできてることが嬉しいんです。
そんなジュークレコードリビジテッドですが、これからもよろしくお付き合いください。
そして、こんなミュージック伝道師おじさんがいた事、次の世代に伝わりますように。

中谷信行プロフィール
元ジュークレコード店員 / 元アンジー / ジュークレコード&松本康見届け人
藤田淳一
「やってよかった、ちゃんと完成してよかった」そんな思いが一番に浮かびます。
制作期間約1年。ホームページ立ち上げに協力してくださった方々にこの場をお借りして御礼申し上げます。みなさん本当にありがとうございました。特に製作担当の三好さん、原田さん。私たちの気まぐれ思いつき&変更に最後まで付き合っていただき感謝です。お疲れ様でした。
四十九日も終わり、片付けもひと段落したころ、中谷、藤田、二人の中では追悼イベントよりもホームページの方がいいなという思いはボンヤリありました。実行に移すきっかけを作ってくれたのは寺井さんです。寺井さんの後押しがなければこのホームページは出来上がっていないと思います。

ホームページに載せたいものはまだたくさんあります。オフ会も始まります。
松本さんも天国で楽しんでくれてるはずです。オープニングコピーにもありますが、このホームページで音楽がくれたときめきを思い出し、音楽と生きていく喜びを見つけてください。
いつまでも鳴り止まないJuke records の旅へ。ごいっしょに。
ホームページ制作と趣旨をご許可くださったご遺族の皆様にも感謝いたします。
藤田淳一プロフィール
1982年からジュークでアルバイト。18歳。約4年間のアルバイトでジューク基準の(音楽の)良い悪いを学ぶ。「これは来るね」「これはつまらん」など一般的なロック名盤図鑑とは違う松本流価値観。
海外買付、L.A. にも同行。
23歳からCM映像業界に入り、30歳でCMディレクターとなる。
ソラリアプラザのCMが海外で広告賞を受賞(ロンドン&アジア、金賞)。福岡のCMでは初。
その後、東京に活動拠点を移す。14年間の単身生活を経て2018年に福岡に戻る。ジュークにもスタッフとして復活し本業とレコード屋を両立。2022年ジューク閉店時、店長代理。シャッター前でお別れ挨拶をする。

寺井到
音楽番組を立ち上げてから、それまでお客として通っていたけど、ビビって会話できなかった松本さんに音楽史のこととか色々尋ねるようになり、ご自宅で食事会兼お話を聞く会を友達とやったりするようになった。(YouTubeに上げているやつです)
松本さんが病を得てからも時々お顔を拝みに、ジュークレコードに顔を出していたが次第に会える頻度が減って、店番は違う人に。ある時意を決して松本さんの状況を尋ねてみたら「今は入院中で、治って戻るまでの間はかつての店員を中心に何人かで店を回している」と教えてくれた。
僕は感動してしまい、この状況をドキュメンタリーにすることを夢想した。エンディングは、留守を守った皆が店主の帰りを迎える場面。最高じゃないか!?
残念ながらそれは叶わず、番組は追悼ドキュメンタリーとなった。
お店も閉店した。だけど松本さんの晩年を支えた皆さんとのご縁は残り、なんとなしに「定期的にジュークや松本さんのことを伝えるイベントでもしませんか?」と相談してみたら、中谷さんと藤田さんの答えは「ホームページの立ち上げ」だった。

最初に考えたエンディングとは違うんだけど、これでいいですよね松本さん。
ジュークジョイントで皆が持ち寄った音源をかけてる時も、いかにも松本さんが好きそうなものより初めて聴くものに楽しそうに反応してましたよね。
いかにもジュークっぽい音楽性のバンドより、アンジーの個性に反応した人ですもんね。
松本さんがくれた、音楽で繋がってる人の縁をこれからも広げていければ嬉しいです。
寺井到プロフィール
RKB毎日放送のディレクターとして鮎川誠のドキュメンタリーを制作。氏の急逝により映画「シーナ&ロケッツ 鮎川誠~ロックと家族の絆~」として2023年劇場公開された。音楽番組「チャートバスターズR!」(2000~2022)の立ち上げにも参加。